植物によるドリン類農薬汚染土壌の浄化

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タイトル別名
  • Remediation of Drin-pesticides Contaminated Soils by Plants
  • ショクブツ ニ ヨル ドリンルイ ノウヤク オセン ドジョウ ノ ジョウカ

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抄録

ドリン類農薬は1971年に販売と使用が禁止されてからも、これまでに土壌で検出されてきた。この農薬は毒性が強く、難分解性で、長距離移動性があり、人体にも容易に蓄積する性質を持っている。また、ウリ科の植物に特異的に吸収されることが良く知られている。ドリン系農薬に汚染された土壌からディルドリンとエンドリンを除去するために、アサガオとバジルを実験に用いた。土壌は有機物の少ない土壌と多い土壌の2種類を使った。バジルに比べてアサガオは多くのドリン類農薬を吸収する傾向があった。また、有機物の多い土壌より少ない土壌で吸収量が多かった。有機物の多い土壌が少ない土壌に比べて、ドリン類農薬が多く保持される傾向が見られた。

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