エダマメの収量・品質に及ぼす培土期追肥の効果

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  • エダマメ ノ シュウリョウ ヒンシツ ニ オヨボス バイドキ ツイヒ ノ コウカ

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エダマメの培土期(第6葉期)における被覆尿素および硫酸加里の追肥が、収量・品質に及ぼす影響について検討した。第6葉期の培土時に被覆尿素を追肥することで増収し、その要因は、主として単位面積当たりの総莢数が増加し商品莢数が増加することによる。この場合、子実のスクロース含量やL-グルタミン酸含量が増加する傾向を認めた。また、第6葉期の培土時に硫酸加里を追肥することによって、子実のスクロース含量やうま味系アミノ酸含量が、増加する傾向を認めた。以上の結果から、供試したエダマメ品種‘庄内3号’では、被覆尿素を10a当たり窒素成分で4kg施用することで収量、品質の向上が図られた。また、‘庄内3号’‘秘伝’において、硫酸加里を10a当たりカリ成分で10kg施用することにより、品質(スクロース含量、うま味系アミノ酸含量)の向上が図られた。

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