水路全幅型階段式魚道の減勢工に関する基礎的研究

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  • スイロ ゼンプクガタ カイダンシキ ギョドウ ノ ゲンセイコウ ニ カンスル キソテキ ケンキュウ

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抄録

最初に、水路全幅型階段式魚道の下流接続部に5種類の接続形状をセットして実験を行い、toeでの水深とその発生位置等について調べた。そして、下流水路末端の調整ゲートによってtoe水深を跳水始端とする下流水深を実験的に求めて検討を行った。その結果、toe水深などは魚道勾配と接続形状によって変化し、関係式を提示した。これらの関係式は静水池規模を設計する際に有用となる。次に、下流部の流れは、上流の影響を受けるので、最上流の堰高に対する上流水路床を変えて、4種類の上流部接続形状で実験を行った。その結果、落ち口水深などは魚道勾配と最上流の堰高によって変化し、関係式を提示した。

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