冬季の平均気温によるスクミリンゴガイの発生量の予測

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  • トウキ ノ ヘイキン キオン ニ ヨル スクミリンゴガイ ノ ハッセイリョウ ノ ヨソク

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抄録

岡山市における冬季(12〜2月)の平均気温(y)と7月上旬の水稲の被害発生圃場率(x)との間には有意で高い相関関係が認められた(y=22.24x+109.35、r(2)=0.854、p<0.001)。この関係を裏付けるため、冬季の平均気温と用水路における5月上旬の卵塊密度、5月下旬の卵塊密度と6月下旬の卵塊密度、6月下旬の卵塊密度と7月上旬の水稲の被害発生圃場率との関係を検討したところ、それぞれにおいて有意な正の相関関係が得られた。したがって、冬季の平均気温によって用水路におけるスクミリンゴガイの発生量や水稲の被害発生圃場率の予測が可能と考えられた。

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