過密な針葉樹人工林に対する強度間伐が広葉樹の更新に与える影響 : 間伐後3年間の実生の生存と成長

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  • カミツ ナ シンヨウジュ ジンコウリン ニ タイスル キョウド カンバツ ガ コウヨウジュ ノ コウシン ニ アタエル エイキョウ カンバツ ゴ 3ネンカン ノ ミショウ ノ セイゾン ト セイチョウ

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説明

強度間伐による過密な針葉樹人工林での広葉樹の更新を促進させるため、アテ・ヒノキ・スギ人工林を対象に、間伐試験を行った。間伐強度は本数間伐率で40%・20%を目安に行い、無間伐の対照林と比較した。また、スギ人工林の一部では列状間伐も行った。間伐後の出現樹種は、埋土種子の検出時にはみられなかった周辺広葉樹二次林の構成樹種が多く含まれていた。強度間伐区では、時間の経過とともに二次林の構成樹種の生存率が高まり、3年間で強度間伐の効果が徐々にあらわれ始めていることが示唆された。

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