福岡湾口域におけるイカナゴの発生初期段階の成長と夏眠期の生残に及ぼす水温の影響
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抄録
福岡県筑前海の福岡湾口域では、イカナゴ資源の激減により2007年4月以降、イカナゴ房丈網漁業の禁漁が続いている。そこで、イカナゴ資源激減の原因を探るため、イカナゴの分布のほぼ南限と考えられる筑前海福岡湾口域において、イカナゴの発生初期段階の成長や夏眠期の生残に及ぼす水温の影響について検討した。稚仔魚分布量や稚仔魚期の成長量、夏眠期分布量を求め、水温との相関を調べたところ、冬期水温が高いほど発生初期段階の成長が鈍化する傾向や夏期水温が高いほど夏眠中のイカナゴ分布量が少なくなる傾向が見られた。これらのことから、高水温が発生初期段階の成長や夏眠期の生残に負の影響を及ぼしていることが考えられた。
収録刊行物
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- 福岡県水産海洋技術センター研究報告 = Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center
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福岡県水産海洋技術センター研究報告 = Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center (21), 1-6, 2011-03
福岡県水産海洋技術センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338730480128
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- NII論文ID
- 220000129282
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- NII書誌ID
- AN10425987
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- ISSN
- 09192468
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles