ワカサギの再生産と資源管理(2) : 丹生湖における産卵状況と増殖方法

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  • ワカサギ ノ サイセイサン ト シゲン カンリ 2 ニユウコ ニ オケル サン

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群馬県富岡市に位置する丹生湖は農業用の溜池として造られ、過去にはコイCyprinus carpioの養殖が行われていたが、現在は富岡市が管理するへらぶな(ゲンゴロウブナCarassius cuvieri)とワカサギHypomesus transpacificus nipponensisの管理釣り場として、多くの釣り人が訪れている。ワカサギは諏訪湖などから毎年種卵を移入している。池の周囲は護岸、泥、アシの部分がほとんどであり、また、流入河川もないためワカサギの産卵に適した部分は少ない。前報において人工基物の設置による自然採卵の有効性が示唆されたため、今回、丹生湖において人工産卵藻(商品名「キンラン」、以下同じ)を設置し、産卵状況などを調査した。

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