キュウリを用いたミナミキイロアザミウマ成虫の感受性検定法の検討

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  • キュウリ オ モチイタ ミナミキイロアザミウマ セイチュウ ノ カンジュセイ ケンテイホウ ノ ケントウ

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抄録

キュウリ黄化えそ病防除を目的に,媒介虫であるミナミキイロアザミウマを防除する有効な薬剤と防除体系を策定するためキュウリ葉を用いた成虫の簡便な感受性検定方法を検討した。その結果,以下のような結論を得た。1.四国で栽培される主要品種について,感受性検定と検定虫増殖のために有効な品種を検討した結果,「ZQ-7」が検定用及び増殖用に適していることがわかった。2.キュウリ葉を用いた感受性検定を実施する場合は,食餌浸漬法が最も簡便で適していると判断した。3.感受性検定後の効果確認調査は,72時間後では無処理の死亡虫が増加することから24~48時間後に実施するのが適当であると判断した。

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