福岡県産スギ・ヒノキ材の耐久性に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- フクオカケンサン スギ ヒノキザイ ノ タイキュウセイ ニ カンスル ケンキュウ
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抄録
福岡県内に設置された28カ所の木製構造物で使われているスギ材(丸太および丸棒加工材)を対象に,ピロディンによる劣化度調査を行った。杭などの地際部で腐りやすい部分の耐用年数を推定した結果,防腐処理を行わない無処理材の場合で6.2年,防腐処理を行った処理材の場合で16.1年であった。また,福岡県産のスギおよびヒノキの心材部について,オオウズラタケによる強制腐朽試験を行い,輸入木材であるベイマツ,ベイツガ,ホワイトウッドと耐久性を比較した。その結果,福岡県産のスギおよびヒノキの心材部は,輸入木材と比べ同等もしくはそれ以上の耐久性を有することを示す結果が得られた。
収録刊行物
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- 福岡県森林林業技術センター研究報告
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福岡県森林林業技術センター研究報告 (11), 1-5, 2010-03
久留米 : 福岡県森林林業技術センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338733479936
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- NII論文ID
- 40017418489
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- NII書誌ID
- AN10523851
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- ISSN
- 13418092
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- NDL書誌ID
- 10926021
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles