Bibliographic Information
- Other Title
-
- タケ センイ デ キョウカ シタ モクシツ セイケイタイ ノ キカイテキ トクセイ
Search this article
Abstract
蒸気処理を施した木質原料を加熱・加圧して作製する木質成形体の機械的物性向上を目的として、蒸気処理ブナ木粉と爆砕竹繊維との複合化を試みた。竹繊維の重量配合比率を25%、50%、75%とし、木粉と竹繊維を3層、5層および7層に積層して成形体を作製し、物性を検討した。その結果、竹繊維含有率が大きいほど、成形体の曲げ強さ、引張強さは大きくなり、竹繊維75%の成形体では、木粉100%の成形体に比べ、引張強さは3.8~5.8倍、曲げ強さは3.5倍程度に向上することができた。また、竹繊維100%の成形体と比較すると、物性のばらつきが小さく、曲げ強さは大きかった。
Journal
-
- 愛知県産業技術研究所研究報告
-
愛知県産業技術研究所研究報告 (9), 14-17, 2010-12
刈谷 : 愛知県産業技術研究所
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050001338733514240
-
- NII Article ID
- 40018710704
-
- NII Book ID
- AA11825741
-
- ISSN
- 13479296
-
- NDL BIB ID
- 10997849
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- journal article
-
- Data Source
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles