カンキツグリーニング病の発生に係わる冬季低温と汚染土壌の影響
書誌事項
- タイトル別名
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- カンキツグリーニングビョウ ノ ハッセイ ニ カカワル トウキ テイオン ト オセン ドジョウ ノ エイキョウ
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抄録
宮崎県高鍋町の自然気象条件下における冬季低温および汚染土壌がカンキツグリーニング病(CG)の発生に及ぼす影響について検討した。CG発病株を冬季の低温条件下で栽培すると,感染枝率が減少することが,PCR法およびLAMP法による病原細菌の検出結果から認められ,冬季低温処理がCGの発生に抑制的に作用することが明らかとなった。CG発病のカンキツ樹内にテトラサイクリン剤を注入処理後,冬季低温下で栽培すると,比較的高い発病抑制効果が認められた。発病抑制作用を示す両者の組み合わせはCG対策の一つとしての利用の可能性が示された。CG発病株のカンキツを栽培した跡地土壌に定植したカンキツおよびCG発病カンキツ株と混植栽培したカンキツからは,31ヶ月後まで全く感染が認められなかった。以上の結果から,CGは土壌を介した伝搬および根の接触による伝染をしないものと判断された。
収録刊行物
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- 南九州大学研究報告. A, 自然科学編
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南九州大学研究報告. A, 自然科学編 (41), 23-30, 2011-04
高鍋町 (宮崎県) : 南九州大学
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338733526528
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- NII論文ID
- 40018914681
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- NII書誌ID
- AA11836271
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- ISSN
- 1348639X
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- NDL書誌ID
- 11168710
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
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