日本海南西部島根県沖で漁獲された魚介類に確認された寄生虫

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  • ニホンカイ ナンセイブ シマネケンオキ デ ギョカク サレタ ギョカイルイ ニ カクニン サレタ キセイチュウ

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抄録

島根県では,近年の食品の安全・安心への関心の高まりを背景として,魚介類中の異物に関する相談件数が増えている。これらの事例の多くは寄生虫によるものである。天然魚介類における寄生虫が魚病として甚大な被害をもたらす例は少ないが,安全・安心面での問題として看過できないものがある。また,天然魚介類における寄生虫の事例を記録しておくことは,水産資源学や生態学の面でも意義があると考えられる。本報では,2004年から2009年の間に,島根県沖合域および沿岸域で漁獲された魚介類に確認された寄生虫の13症例を報告する。

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