クリ「岸根」の早期成園化のための大苗育苗と密植栽培

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  • クリ ガンネ ノ ソウ キセイエンカ ノ タメ ノ オオナエ イクビョウ ト ミッショクサイバイ

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抄録

1 クリ「岸根」の苗圃での大苗育苗及び本圃定植時の管理の違いと密植栽培(4×2m)が、樹冠拡大や収量等に及ぼす影響を調査した。2 摘心・切り返し区は、苗圃に50~60cmの高さに切り返して定植し、5月下旬に全摘心を行い大苗を育成し、翌年3月の本圃定植時に枝長の1/2を切り返した。3 生育及び収量については、摘心・切り返し区が、最も優れた。4 摘心・切り返し区では、定植3年目及び4年目の10a当り収量は400kg以上確保できた。5 また、定植後4年間の10a当り累積収量が900kgを超え、「岸根」の早期成園化が図れた。6 果実品質においては、慣行と同等であった。

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