鶏糞焼却灰を利用したハイドロキシアパタイトの合成に関する基礎的研究について
書誌事項
- タイトル別名
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- The Basic Study on the Synthesis of Hydroxyapatite Using Poultry Manure Incinerator Ash
- ケイフン ショウキャクバイ オ リヨウ シタ ハイドロキシアパタイト ノ ゴウセイ ニ カンスル キソテキ ケンキュウ ニ ツイテ
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説明
バイオマス資源の有効利用を目的に,鶏糞焼却灰を原料としたハイドロキシアパタイトの合成について検討した。鶏糞焼却灰は約38%のカルシウムを含有していることから,鶏糞焼却灰の水懸濁液にリン酸を滴下しハイドロキシアパタイトを合成した。反応過程及び合成したハイドロキシアパタイトの結晶構造等を調べた結果,化学量論組成のハイドロキシアパタイトを得るためには,リン酸滴下反応終了時のpHが中性であること,また,反応温度60℃を保持することが重要である。反応温度が高くなるほど結晶化状態は良好となるが,Ca/Pモル比はカルシウム欠損型からカルシウム過剰型へ移行することがわかった。合成したハイドロキシアパタイトについて,安全性を評価するため,土壌環境基準に基づく溶出試験を行った結果,基準値を下回る結果が得られ土壌環境基準に適合することが確認された。
収録刊行物
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- 香川県環境保健研究センター所報 = Annual report of Kagawa Prefectural Research Institute for Environmental Sciences and Public Health
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香川県環境保健研究センター所報 = Annual report of Kagawa Prefectural Research Institute for Environmental Sciences and Public Health (10), 51-55, 2011-12
高松 : 香川県環境保健研究センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338736595328
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- NII論文ID
- 40019081487
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- NII書誌ID
- AA11907573
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- ISSN
- 1347698X
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- NDL書誌ID
- 023339946
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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