養豚排水におけるECを指標とした凝集剤添加法の検討

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  • Use of electrical conductivity as dose-dependent indicator of chemical precipitation in swine wastewater treatment.
  • ヨウトン ハイスイ ニ オケル EC オ シヒョウ ト シタ ギョウシュウザイ テンカホウ ノ ケントウ

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抄録

養豚排水の凝集処理における凝集剤添加量の指標値として電気伝導度(以下、ECとする。)の利用を検討した。畜舎からの原水に一定量の凝集剤(ポリ塩化アルミニウム)およびpH調整剤(水酸化カルシウム溶液)を添加した結果、EC値は定量的に上昇した。そこで、ECの上昇率(凝集剤で3%、pH調整剤で5%)を指標とした場合と、従来のpHを指標とした場合について薬剤の添加量を制御して連続的な凝集処理試験を実施した結果、処理水の水質に差は少ないが、ECを指標値とした場合の方が凝集剤および、pH調整剤の添加量を低減できることが明らかとなった。

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