陸封型イワナSalvelinus leucomaenisの遺伝学的保全対策に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
-
- Conservation genetic studies of the landlocked Japanese char Salvelinus leucomaenis
- リクフウガタ イワナ Salvelinus leucomaenis ノ イデンガクテキ ホゼン タイサク ニ カンスル ケンキュウ
この論文をさがす
抄録
陸封型イワナの効果的な増殖を目指して,遺伝学的保全対策について荒川水系を例として検討した。そして,遺伝学的保全対策を行うために,遺伝的に良質な集団が生息する河川について水産資源の保全方策として知られる禁漁区の設定を検討した。荒川水系のイワナは,歴史的に遺伝的変異性が低く,独立したManagement unitsとして認識する必要があると考えられた。そして近年になっての小集団化が観察されず,放流魚の遺伝的影響が認められなかった大若沢を禁漁区とすることがよいと考えられた。
収録刊行物
-
- 埼玉県農林総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Prefectural Agriculture and Forestry Research Center
-
埼玉県農林総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (11), 76-90, 2012-03
熊谷 : 埼玉県農林総合研究センター
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050001338739427456
-
- NII論文ID
- 40019293774
-
- NII書誌ID
- AA11587869
-
- ISSN
- 13467778
-
- NDL書誌ID
- 023683336
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles