超音波を利用した果樹のヤガ類被害防止技術の開発
書誌事項
- タイトル別名
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- Control of fruit piercing moth in orchard with ultrasonic wave
- チョウオンパ オ リヨウ シタ カジュ ノ ヤガルイ ヒガイ ボウシ ギジュツ ノ カイハツ
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説明
1 パソコンを用いて超音波音声ファイルを合成するソフトウェアを作成し,周波数約40kHzでパルス長20msec,パルス頻度25Hzのパルスとパルス長20msec,頻度約6Hzのパルスを交互に発生する超音波ファイルを合成した。2 合成した超音波ファイルを再生し,オーディオアンプで増幅してランジュバン型超音波発振子もしくは磁歪フェライト発振子を駆動する装置を開発した。3 モモ園において超音波を発振することにより,ヤガ類の飛来数が20分の1から30分の1に減少した。4 超音波発振によるモモ果実の被害痕数は20分の1程度,被害果率は4分の1から10分の1に減少した。5 ヤガ類の飛来防止効果ならびに被害防止効果は防蛾灯に比べて超音波が優れた。
収録刊行物
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- 徳島県立農林水産総合技術支援センター果樹研究所研究報告
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徳島県立農林水産総合技術支援センター果樹研究所研究報告 (6), 1-8, 2012-03
勝浦町 (徳島県) : 果樹研究所 ; 2007-2012
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338739527680
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- NII論文ID
- 40019293595
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- NII書誌ID
- AA12302261
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- ISSN
- 13472518
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- NDL書誌ID
- 023683101
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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