有機農業を導入する小規模経営の担い手認定要件達成方策

書誌事項

タイトル別名
  • A measure for fulfilling the requirement to be certified as a bearer in small-scale organic farming
  • ユウキ ノウギョウ オ ドウニュウ スル ショウキボ ケイエイ ノ ニナイテ ニンテイ ヨウケン タッセイ ホウサク

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説明

経営耕地面積10ha未満の小規模経営が有機農業を導入して担い手認定要件(概ね所得480万円以上)を達成するための方策を明らかにした。近年,大ロット出荷を要請する量販店や外食業者と取り引きする有機農業導入経営が増加しており,これらは担い手認定要件を達成しうる売上高を得ている。ただし,個人で量販店や外食業者と取り引きする経営は,限られた経営資源の下でロットを確保する必要に迫られることから,作付品目数を絞り込むため,連作になりやすい傾向にある。これに対し,共同出荷組織を形成し,構成員間で作付けを分担することで,量販店や外食業者の要請するロットを確保しつつ,連作を回避することが可能となる。

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