日長時間が大和肉鶏の育成成績に及ぼす影響

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  • ヒナガ ジカン ガ ヤマト ニクケイ ノ イクセイ セイセキ ニ オヨボス エイキョウ

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抄録

照光時間を18時間(暗期6時間)に設定した試験を実施し、日長時間が育成成績および免疫におよぼす影響を検討。体重は12週齢まで試験区の成績が優れ、16・18週齢では対照区の体重が重かった。免疫能の指標としてNDHI抗体価の推移を調査。4・6週齢時には両区とも抗体価が低下していたが、試験区では抗体が消失することなく推移。試験区は、その後のワクチン接種で良好な反応を示し、出荷時期となる18週齢時でも対照区より高い抗体価を保有。自然の日長時間に近い光線管理は、大和肉鶏の免疫能に有効に作用。アニマルウェルフェアを考慮した飼育管理が、防疫衛生面でも有効。

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