表面割れと内部割れの少ない三重県産ヒノキ柱材の乾燥条件の確立 : 高温セット処理条件について

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タイトル別名
  • Establishment of the drying conditions for hinoki timber yielding fewer surface and internal checks
  • ヒョウメン ワレ ト ナイブ ワレ ノ スクナイ ミエケンサン ヒノキ ハシラザイ ノ カンソウ ジョウケン ノ カクリツ : コウオン セット ショリ ジョウケン ニ ツイテ

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抄録

三重県産ヒノキ心持ち無背割柱材を対象として,表面割れと内部割れのいずれの発生も少ない乾燥スケジュールの開発を目的として研究を行った.高温セット処理の乾湿球温度条件およびその時間が異なる乾燥処理を行い,試験材に発生した表面割れ及び内部割れの発生量を比較した.その結果,高温セット温度を乾球温度120℃湿球温度90℃で12~18時間,乾球温度110℃湿球温度80℃で12~18時間で行った後,中温乾燥(乾球温度90℃,湿球温度60℃)や天然乾燥を行うことにより表面・内部割れが抑制されることが明らかになった.

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