コナラ苗木へのヒメカタショウロ菌根感染方法の検討

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タイトル別名
  • Study on formation of ectomycorrhiza of Sclerodema areolatum on Quercus serrata
  • コナラ ナエギ エ ノ ヒメカタショウロキン コン カンセン ホウホウ ノ ケントウ

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抄録

(1)ヒメカタショウロの胞子懸濁液を加えてコナラ堅果をインキュベータ内で培養したところ、播種後3カ月にすべての個体でヒメカタショウロの菌根を形成した。(2)感染苗木からの感染も容易であり、2年生の感染苗木1本で、育苗箱(35×45cm)全体の感染が可能になった。(3)菌根化レベル3の苗木は菌根化レベル1、2に比べ、苗高成長、地際径成長が良好となることが分かった(4)苗畑による感染試験でも、感染苗木を得ることができ、育苗箱試験と同様、菌根化レベル3で成長が良好になる傾向があった。

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