群馬県内に在来するミョウガの特性

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  • Agronomic Traits of Native Mioga(Zingiber mioga Rosc.)Strains in Gunma Prefecture

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抄録

群馬県内において農家の庭先などで古くから自家用に栽培されているミョウガ在来系統の特性を調査した。茎葉の生育、花穂の収穫期の早晩性、収量性、淡紅色の着色および穂先のしまりについて系統間差がみられた。在来系統において優れた特性を持ったものが存在した。「系統10」については、収量が多く、淡紅色の着色と肥大が良い優れた系統であった。また、「系統19」については、早生で収量が多く、淡紅色の着色の良い優れた系統であった。今後の品種育成においては、在来系統からの選抜も有効な手法であると考えられた。

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