Occurrence and control of anthracnose on Japanese pear caused by Glomerella cingulata

Bibliographic Information

Other Title
  • ナシ炭疽病の発生と防除対策
  • ナシタンソビョウ ノ ハッセイ ト ボウジョ タイサク

Search this article

Description

1.2006年8月,千葉県内のナシ園において収穫前のナシ葉に微小黒点が多数発生し,早期に落葉した。被害葉からG. cingulataが高率に分離され,接種によって病徴が再現された。本病は7月中旬~落葉期に感染拡大し,前年に発病度が高かった樹では当年の発病度も高かった。2.本病の分生子を接種したところ,「豊水」及び「なつしずく」で激しく発病し,「長十郎」,「新高」及び「二十世紀」も発病したが,「あきづき」,「平塚16号」,「幸水」,「新興」,「なつひかり」及び「若光」では発病しなかった。3.千葉県内から採取したナシ炭疽病菌においてベノミル耐性菌の存在を確認した。4.ジチアノン,キャプタン・有機銅,ピラクロストロビン・ボスカリド,ピリペンカルブ,チウラム,マンゼブ,キャプタン,チアジアジン及びイミノクタジンアルベシル塩・キャプタンの防除効果が高かった。

Journal

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top