受精卵移植牛へのヒト及びウマ絨毛性性腺刺激ホルモン投与による黄体賦活効果と受胎率向上

書誌事項

タイトル別名
  • ジュセイラン イショクギュウ エ ノ ヒト オヨビ ウマジュウモウセイセイセン シゲキ ホルモン トウヨ ニ ヨル オウタイ フカツ コウカ ト ジュタイリツ コウジョウ
  • 史跡野草の粗飼料資源化への検討 : 『史跡の草で育った奈良の牛』への取り組み
  • シセキ ヤソウ ノ ソシリョウ シゲンカ エ ノ ケントウ : 『 シセキ ノ クサ デ ソダッタ ナラ ノ ウシ 』 エ ノ トリクミ

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抄録

自然発情または同期化処置を行ったホルスタイン育成牛に受精卵移植(ET)を行った直後に、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)1500IUまたはウマ絨毛性性腺刺激ホルモン(eCG)1000IUを投与し、ET直後と発情後14日目の血中プロジェステロン濃度(P値)を測定し、受胎率とP値及びET当日の直腸検査による卵巣の形態について、無処置区のものと比較した。受胎率は対照区48.9%、hCG区47.9%、eCG区44.2%と対照区とhCG区は差がみられなかったが、eCG区は他の区と比べ低い傾向となった。P値はhCG区、eCG区とも対照区よりET直後から14日目への上昇幅が高い傾向であった。ET前の黄体確認時の黄体の短径で比較すると、15mm以上の黄体よりも15mm未満の黄体で全区の受胎率が高く、黄体賦活効果としてP値の上昇幅はhCG区およびeCG区は対照区と比べ高い傾向であった。

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