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- 放牧牛を利用した耕作放棄地の牧草地化技術の開発
- ホウボクギュウ オ リヨウ シタ コウサク ホウキチ ノ ボクソウチカ ギジュツ ノ カイハツ
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Abstract
大型機械の導入が困難な条件不利地において、より省力的かつ低コストに、牧草地化を図るため、放牧牛を利用した牧草地化技術の開発に取り組んだ。1 放牧牛の排ふんによるバヒアグラス種子散布法は、牧草地化まで3年以上の比較的長期間を要するが、非常に省力的かつ低コストであった。2 センチピードグラスのセル苗移植法は、コストと労力を要するものの、裸地部が確実に改善され、3年後にはセンチピードグラス主体の牧草地となった。3 ほ場の状況により、上記の二方法を併用することで、より早期の牧草地化が可能となった。4 放牧牛の排ふんによるバヒアグラス種子散布法を実施する際の留意点として、初期生育が遅く、雑草との競合に弱いため、放牧圧は常に高めに保ち、草地全体の草高を低く維持することが必要である。
Journal
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- 山口県農林総合技術センター研究報告
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山口県農林総合技術センター研究報告 (5), 83-88, 2014-03
山口 : 山口県農林総合技術センター
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338751112576
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- NII Article ID
- 40020038802
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- NII Book ID
- AA12476648
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- ISSN
- 21850437
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- NDL BIB ID
- 025394239
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles