温度の反復刺激による貝類の産卵誘発
書誌事項
- タイトル別名
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- オンド ノ ハンプク シゲキ ニ ヨル カイルイ ノ サンラン ユウハツ
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抄録
1)アカザラガイを実験材料として温度を急激に上昇させる方法(単一温度上昇刺激)と温度を急激に上昇・下降させ温度刺激を反復させる方法(反復温度刺激)の誘発効率について実験した。2)単一温度上昇刺激より反復温度刺激の方が誘発成功率は高い。3)反復温度刺激において刺激の下降温度、刺激の温度幅、1回の実験に水槽内に収容する母貝の数を調整することによって非常に高い効率で放卵させることができる。温度刺激によって貝類の産卵を誘発する場合、刺激の下降温度、刺激の温度幅(刺激感応域)、温度の上昇率・下降率及び刺激の反復が基礎要因と考えられる。4)アカザラガイの場合、刺激の下限温度20~22℃、刺激の温度幅3~6℃の条件で1回の実験に水槽内に収容する母貝を2~7個体使用することによって、ほとんど全部の母貝を放卵させることができた。この条件での誘発成功率は非常に高いから、その結果熟卵を大量に確保することも容易である。5)反復温度刺激をアカガイに応用し産卵誘発に成功した。この方法は他の貝にも適用することができよう。
収録刊行物
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- 東北海區水産研究所研究報告 = Bulletin of Tohoku Regional Fisheries Research Laboratory
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東北海區水産研究所研究報告 = Bulletin of Tohoku Regional Fisheries Research Laboratory (20), 114-120, 1962-03
塩釜 : 水産庁東北海区水産研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338751242752
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- NII論文ID
- 40018143678
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- NII書誌ID
- AN00167397
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- NDL書誌ID
- 9128824
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
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