サンマ魚体の比重と粗脂肪量の関係

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  • サンマギョタイ ノ ヒジュウ ト ソシボウリョウ ノ カンケイ

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抄録

(1)木村・谷井(1940)の真鰯脂肪含有量の比重法による簡易測定法に準じてモール氏比重天秤を用いてサンマ魚体の比重と粗脂肪量との関係を調べた。(2)その結果第4図・第5図の如き直線的関係が存在する。即ち魚体の比重を知れば、その個体の粗脂肪量を推定することが出来る。魚体の粗脂肪量をF,(F')見掛け上の比重をS,(S')とすれば次の如き関係式が得られた。(F')(S')は夫々全魚体。試料の頭部・内臓を除去した場合 F=664-614S........(a) 試料全魚体のまま測定した場合 F'=573-529S'......(b) (3)粗脂肪量と水分との和は著しく一定でサンマの場合は約80である。

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