Bibliographic Information
- Other Title
-
- スダチ果皮抽出物のスダチチン量と抗酸化活性
- スダチ カヒ チュウシュツブツ ノ スダチチンリョウ ト コウサンカ カッセイ
Search this article
Abstract
スダチチンはスダチ果皮から初めて同定されたポリメトキシフラボンの一種であるが,これまでその生理機能性は十分知られていなかった。そこで,スダチ果皮抽出物のスダチチンおよびデメトキシスダチチン量ならびにH-ORAC法による抗酸化活性を測定した。スダチ果皮をエタノールで抽出し,合成吸着剤を用いて粗精製したスダチ果皮抽出液(E-2G)のスダチチンおよびデメトキシスダチチン量はスダチ果皮に比べて約4.8倍に濃縮することができた。これを粉末化したスダチ果皮エキス末(S-2G)ではさらに2倍以上濃縮された。抗酸化活性についても同様の傾向を示した。スダチチンおよびデメトキシスダチチンの精製品の抗酸化活性を測定したところ,デメトキシスダチチンがスダチチンよりも高いことが分かった。メトキシ基の数が抗酸化活性に影響している可能性がある。
Journal
-
- 徳島県立工業技術センター研究報告 = Report of Tokushima Prefectural Industrial Technology Center
-
徳島県立工業技術センター研究報告 = Report of Tokushima Prefectural Industrial Technology Center 23 15-19, 2014-12
徳島 : 徳島県立工業技術センター
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050001338756889600
-
- NII Article ID
- 40020386364
-
- NII Book ID
- AA12031823
-
- ISSN
- 21865574
- 09181318
-
- NDL BIB ID
- 026227694
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- journal article
-
- Data Source
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles