ニガウリ可食部におけるアスコルビン酸含有率の品種・系統間差異

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タイトル別名
  • Varietal differences in ascorbic acid concentrations in the edible portion of balsam pears (Momordica charantia L.)
  • ニガウリ カショクブ ニ オケル アスコルビンサン ガンユウリツ ノ ヒンシュ ・ ケイトウ カン サイ

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抄録

ニガウリ25品種・系統の可食部のアスコルビン酸(AsA)含有率を調査した。ニガウリ可食部のAsA含有率は普通栽培では0.495~1.86g kg-1(18品種・系統),促成栽培では0.422~1.55g kg-1(19品種・系統)の範囲にあった。AsA含有率は,それぞれの作型において,品種・系統間で大きな差異があることが認められた。宮崎県の在来種に由来する長円筒形品種・系統「NT-PL-1」,「宮崎こいみどり」および「PL-6」は他の品種・系統よりもAsA含有率の高い傾向にあり,AsA含有率の高いニガウリを提供するための品種ないし育種素材として有望であることが示唆された。

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