福井県産米の食味評価向上のための指標と栽培技術

書誌事項

タイトル別名
  • Grain characteristics and cultivation techniques for improving eating quality of rice in Fukui Prefecture
  • フクイケン サンマイ ノ ショクミ ヒョウカ コウジョウ ノ タメ ノ シヒョウ ト サイバイ ギジュツ

この論文をさがす

説明

福井県産米の評価向上を図るため,食味官能評価において高い評価を得る米が,生産者サイドで一般的に行われる品質調査または機器測定の結果とどのような関係にあるかを検討した。品質評価結果から食味官能評価を推測できるような密接な関係はなかったものの,仮に官能総合評価の目標値を基準品+0.5とすると,コシヒカリ・あきさかりとも味度80以上,玄米タンパク質含有率6.5%以下,整粒歩合70%以上が必要条件と見られた。そのような必要条件を満たすためには,玄米タンパク質含有率を5.5%以下に下げ過ぎない肥培管理が重要であり,また6月10日以降の晩植または青籾率30%程度での収穫が有効であることを明らかにした。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ