コウライアカシタビラメ仔魚の成長,生残に及ぼす日長とワムシ密度の影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of photoperiod and rotifer prey density on the growth and survival of hatchery-reared three-lined tonguefish Cynoglossus abbreviatus larvae
  • コウライアカシタビラメシギョ ノ セイチョウ,セイザン ニ オヨボス ヒナガ ト ワムシ ミツド ノ エイキョウ

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抄録

1. コウライアカシタビラメ仔魚の摂餌促進による初期減耗軽減を目的とし,日長条件と至適なワムシ密度を検討するため,飼育試験を実施した。2. 日長試験では,開口から5日間の恒明の方が12時間明期よりも仔魚の初期摂餌,成長,生残に優れた。摂餌状況等の比較観察から,本種におけるその設定期間は日齢5~10程度が適切と考えられた。3. ワムシ密度試験では,20,30個体/mLのワムシ高密度区の成長,生残率が5,10個体/mL区より高かった。高密度餌料は,特に開口直後の摂餌促進に効果的であったことから,日齢5~7程度のワムシ高密度設定が有効と考えられた。

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