家畜排せつ物の処理過程における温室効果ガス排出削減技術の開発 : 炭素繊維担体を用いた生物膜法による温室効果ガス緩和技術

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タイトル別名
  • Relaxation technology of the greenhouse gas emission from manure management : Greenhouse gas relaxation technology by the aerobic bioreactor using the carbon fiber
  • カチクハイセツブツ ノ ショリ カテイ ニ オケル オンシツ コウカ ガス ハイシュツ サクゲン ギジュツ ノ カイハツ : タンソ センイタンタイ オ モチイタ セイブツマクホウ ニ ヨル オンシツ コウカ ガス カンワ ギジュツ

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抄録

温室効果ガス(GHG)の発生は家畜ふん尿処理施設からも確認されており、特に温室効果の高い一酸化二窒素(N2O)は浄化処理施設から多く発生し、その削減方法の開発が急務となっている。このような中、炭素繊維を用いた生物膜法による汚水浄化とGHG対策に対応した新技術が開発された。そこで、新技術を実規模レベルへつなげるため、有効容積0.7m3の曝気槽を用いて一般的な活性汚泥法と削減効果を検討したところ、炭素繊維に付着した生物膜内で消化・脱窒が速やかに進行した結果、N2Oの排出が61.6%削減されるととも処理水中のT-Nの削減も確認され、GHG削減と浄化に有効な技術と確認できた。

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