麻痺性貝毒による養殖トリガイの毒化の特徴
書誌事項
- タイトル別名
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- Characteristics of paralytic shellfish poison (PSP) from cockle Fulvia mutica cultured in Miyazu Bay
- マヒセイ カイドク ニ ヨル ヨウショク トリガイ ノ ドクカ ノ トクチョウ
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抄録
2012年5月に,宮津湾で養殖されたトリガイから,食品衛生法に基づく出荷規制値(4MU/g)を超える毒力の麻痺性貝毒が検出され,それ以降4ヶ月間,規制値を下回ることのない事例が確認された。養殖海域のプランクトン調査や貝毒の成分分析から,原因種はGymnodinium catenatumと推察された。トリガイに蓄積された貝毒の成分は,弱毒性のC1+2およびGTX5+6が大部分を占めたが,強毒性のdcGTXやSTXも20~40%と比較的高い割合を占めた。トリガイが長期に亘り減毒しなかったのは,代謝されにくいとされる強毒成分の蓄積に加え,水温上昇に伴うトリガイの排出機能の低下にあると考えられた。毒の蓄積部位は,内臓および鰓であり,食用となる斧足や外套膜は規制値以下であった。
収録刊行物
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- 京都府農林水産技術センター海洋センター研究報告
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京都府農林水産技術センター海洋センター研究報告 (39), 29-35, 2017-03
宮津 : 京都府農林水産技術センター海洋センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338767097344
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- NII論文ID
- 40021626729
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- NII書誌ID
- AA12464809
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- ISSN
- 03865290
- 21853908
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- NDL書誌ID
- 029145529
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles