オガコ養豚における粉砕剪定枝の利用確立試験(3) : キョウチクトウ混入剪定枝の堆肥化処理による効果の検証

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沖縄県内で堆肥化副資材として多く利用されている粉砕剪定枝には有毒植物であるキョウチクトウ混入の危険性がある。そこで,キョウチクトウに含まれる有毒物質オレアンドリンの堆肥化過程における分解の可能性について検討した結果,以下のとおりであった。1. 品温は1期で最も上昇し,65.7℃であった。2. 堆肥中のオレアンドリン含有量は,1期開始時から2期開始時までの間で大きく減少し,終了時までに98.56%減少した。3. 凝縮水および漏汁からオレアンドリンは検出されなかった。以上のことから,堆肥化過程においてキョウチクトウに含まれる有毒物質のオレアンドリンの大部分は分解されることが示された。

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