デュロック種系統造成試験

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タイトル別名
  • The strain breeding experiment with Duroc
  • デュロックシュ ケイトウ ゾウセイ シケン

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説明

2012年度からデュロック種の系統造成を開始し,2016年度に造成を完了した。基礎豚は,他県などの系統豚及び県内外の種豚,所内飼養種豚及びアメリカからの輸入凍結精液から生産した種豚を供用した。系統造成は,集団の規模を雄10頭,雌40頭とし,閉鎖群で改良した。選抜形質と改良目標は,雄の1日平均増体重(DG)を1,000g,飼料要求率(FCR)を2.9,筋肉内脂肪含量(IMF)を5.0%とした。また,肢蹄の強健性及び体型についても改良した。第五世代の選抜豚(雄17頭,雌46頭)の成績は,DGが964g,FCRは3.01,IMFは5.12%であった。2016年12月に,系統名「ローズD-1」として,系統認定された。

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