Effect of the harvesting time and force ripening condition in Japanese apricot (Prunus mume Sieb. et Zucc.) 'Suiko' on the quality of fruit and processed ume liqueur and syrup

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  • ウメ‘翠香’果実の収穫時期および追熟条件が果実,梅酒および梅シロップの品質に及ぼす影響
  • ウメ'スイコウ'カジツ ノ シュウカク ジキ オヨビ ツイジュクジョウケン ガ カジツ,ウメシュ オヨビ ウメ シロップ ノ ヒンシツ ニ オヨボス エイキョウ

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本試験では,‘翠香’の特徴を活かした加工品を開発する一環として,着果位置,収穫時期および追熟条件の違いが果実,梅酒および梅シロップの品質や含有成分等に及ぼす影響を調査した。1. ‘南高’と同様,‘翠香’においても受光条件が悪い内層の果実は外層果実と比べて果実肥大,軟化,着色進行およびクエン酸の蓄積が遅れる傾向であり,内層果実の収穫を遅らせることは外観品質や品質成分を樹冠外層の果実と同程度にまで高めることにつながることが明らかとなった。2. ‘翠香’は香り,食味および色調において従来の梅酒とは異なる特徴に仕上がる可能性があると考えられた。3. ‘翠香’の特徴である洋ナシ香が豊富な梅シロップを製造するには,20~30℃で数日追熟することが適切と判断された。

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