中国における郷村観光の展開と「農家楽」の実態分析 : 広西チワン族自治区桂林市恭城県を事例として

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  • The Development of Rural Tourism and a Reality Analysis of Farm Villages in China: A Case Study of Gongcheng County, Guangxi Zhuang Autonomous, China

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郷村観光は中国における「新農村建設」や「三農問題」解決の有効手段とされ,全国各地で積極的に展開されている 。「農家楽」は郷村観光の典型的な代表の一つである。本研究では、広西チワン族自治区桂林市恭城県紅岩村を調査対象に取り上げ、社会主義新農村建設契機に、家庭用メタンガスの導入による農業生産方式の転換と郷村観光の展開経緯と農家楽の実態は①紅岩村の農家楽は家庭用メタンガスの導入による生態家園づくりと「新農村建設」をベースとして展開してきたこと、②農家楽の担い手は主に村の農家であり、外来投資者が少ないこと、③農家の所得を増加させること、④行政によって二重構成で管理、運営されていることを明らかにするとともに、今後の課題を検討する。

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