結核接触者健診におけるクォンティフェロンTB-2G(QFT)検査導入の有用性

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結核感染の診断を既往のBCG接種の影響を受けずに行うことができる新たな技術クォンティフェロンTB-2G(以下QFT)検査が開発された。長野市保健所では結核接触者健康診断(以下接触者健診)において平成19年4月からQFT検査を本格導入した。その結果、QFT検査導入後は、集団における感染の危険性把握や、内服治療開始へとつながる有効な手段となった。QFT検査陰性の場合、その後の接触者健診が不要となるため、接触者への負担が減り、行政としても、二年間の追跡調査が必要なくなり、両者にとって効率のよい方法であることが示唆された。

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