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- 松本平と長野県における動詞否定形--ネー、-ンを軸に-
- マツモト タイラ ト ナガノケン ニ オケル ドウシ ヒテイケイ--ネー 、-ン オ ジク ニ
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Abstract
動詞の否定形は、松本平ではもともとヨマネーのように-ネーを使うが、現在、ヨマンのように-ンを使うことがある。高年層に対する調査によると、-ンはそれほど多く使うわけでなく、またカモシレンのような常套句や特定の動詞に片寄って使う傾向があるようである。普段の会話で使われる否定形全般では、男性は方言形が優勢、女性は共通語形が優勢というはっきりした結果が見られたが、-ナンデ(共通語の-ナクテ、-ナイデに相当)のように、女性も方言形を多く使うものがある。長野県内の若年層に対する数量調査では、ヨマン、ミンの使用に関して、地域によるはっきりとした違いが見られた。松本市でのヨマン、ミンの使用は県全体では低率の方であるが、松本市の周辺よりは高率である。
Article
信州大学留学生センター紀要 5: 33-45(2004)
Journal
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- 信州大学留学生センター紀要
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信州大学留学生センター紀要 5 33-45, 2004-03-31
信州大学留学生センター紀要
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338925145600
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- NII Article ID
- 110000954913
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- NII Book ID
- AA11463447
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- ISSN
- 13467433
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- HANDLE
- 10091/1869
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- NDL BIB ID
- 7009377
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles