研究開発に関する調査2012 : 6年間の変化傾向と単純集計の結果

書誌事項

タイトル別名
  • ケンキュウ カイハツ ニ カンスル チョウサ 2012 : 6ネンカン ノ ヘンカ ケイコウ ト タンジュン シュウケイ ノ ケッカ
  • Kenkyu kaihatsu ni kansuru chosa 2012 : 6nenkan no henka keiko to tanjun shukei no kekka
  • A survey on research and development 2012: trend analysis from 2007 to 2012

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説明

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筆者らは2006年のプレ調査を踏まえて, 2007年より日本企業を対象に, 研究開発や製品開発についての調査を行っている。本稿では, 2012年に行った「研究開発についての調査」を中心に, 6年間の変化動向について概説し, 2012年の単純集計結果を紹介する。2007年からの6年間でトレンド変数が有意となったのは300項目中28項目であった。これら項目から, 「研究開発の困難化」「オープン化の限界」「経済的報酬から地位やプロジェクト内容で報いるという研究開発におけるマネジメントの変化」「海外でのR&Dの自律化」「品質は高まる一方で開発スピードの低下」など, 研究開発が困難になっているといえる。一方で, 「トップによる方向性の明示や, 信頼や公正さなど組織文化の強化」が進行している。

資料 挿図

収録刊行物

  • 三田商学研究

    三田商学研究 56 (1), 75-98, 2013-04

    慶應義塾大学出版会

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