環境と経済(11) : 国立マンション訴訟上告審の企業行動に対する認識

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タイトル別名
  • カンキョウ ト ケイザイ(11)コクリツ マンション ソショウ ジョウコクシン ノ キギョウ コウドウ ニ タイスル ニンシキ
  • カンキョウ ト ケイザイ (11) : クニタチ マンション ソショウ ジョウコクシン ノ キギョウ コウドウ ニ タイスル ニンシキ
  • Kankyo to keizai (11) : Kunitachi manshon sosho jokokushin no kigyo kodo ni taisuru ninshiki
  • Environment and Economy(11)

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説明

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はじめに I 事実審の判断 1 1審 (1)法律上保護すべき景観利益 (2)景観侵害の有無 (3)違法性の判断(受忍限度論) 2 2審 (1)国民や個々の地域住民の景観を享受する利益の否定 (2)違法性の判断をしていないこと II 上告審(法律審)の実体的判断 1 法律上保護すべき景観利益とはどのようなものか 2 景観利益の侵害が違法となるのはどういう場合か 3 景観利益を違法に侵害する行為に当たるか否か III 上告審の手続法的対応 1 上告を受理した理由は何か 2 原判決に法令の違反はあるか 3 原判決を破棄せず自ら判決してよい場合であったか 4 原判決を破棄したうえ(仮定)自判をしてよい場合であったか 5 差戻審(仮定)における原告の主張・立証の負担はどうなるか IV 上告審の企業行動に対する認識 1 景観利益の権利性を否定することと我妻榮の所有権のとらえ方 2 土地所有権の行使が違法になることと我妻榮の所有権のとらえ方 3 現代の法人の土地所有権行使に対する上告審の理解 おわりに

春日偉知郎教授退職記念号#論説

収録刊行物

  • 慶應法学

    慶應法学 28 407-430, 2014-02

    慶應義塾大学大学院法務研究科

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