2011ホリデーイン日高実施報告 : 多文化交流行事への道

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タイトル別名
  • Report of 'Holiday in Hidaka 2011'
  • 2011 ホリデーイン ヒダカ ジッシ ホウコク : タブンカ コウリュウ ギョウジ エ ノ ミチ

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抄録

「ホリデーイン日高」は毎年留学生センターと国立日高青少年自然の家が共催で行う国際交流行事である。2011年は「ホリデーイン日高」のプログラムを、留学生への支援サービス的なものから多文化交流に比重を置いた、より教育的なプログラムに改訂した。日高の夏祭りである「樹魂まつり」への参加が主な内容となるプログラムのため、限られた時間と従来からの活動の中に、どのような交流のための「しかけ」を盛り込めるかが課題であった。参加者同士の積極的なかかわりをつくるため、バーベキューやワークショップ等の活動を入れたほか、グループでの活動を通した様々な交流場面を作ることで、異文化コミュニケーションを促した。終了時のアンケートではグループの仲間と交流ができたと回答した参加者が9割を超え、多文化交流の目的は概ね達成された。しかし、関係教職員の振り返りやアンケートから、いくつかの課題も浮かび上がった。この稿では、今年度の改訂の意図から、その過程、実施状況と今後の課題・展望について報告する。

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