幼児の食育 : 親子活動における「おやつ教室」の教育効果

書誌事項

タイトル別名
  • Food Education for Children-Effects of Cooking Between Meals Seminar on Parent and Child
  • ヨウジ ノ ショクイク : オヤコ カツドウ ニオケル オヤツ キョウシツ ノ キョウイク コウカ

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抄録

家族生活や社会生活の変化によって、子ども達の食環境が大きく変化してきており、「こ食」と表現される5つの食べ方をはじめとして、様々な食生活の課題が生じてきている。このような状況の中で、一人ひとりの子どもが食生活を自己管理し、自分の健康を守り、さらに文化に根ざした食生活を創りあげる能力を育成することは極めて重要になってきた。すなわち、食育を生涯学習と位置づけ、その基礎段階となる幼児期から取り組む必要がある。そこで、幼児にとって重要なおやつを取り上げ、その保護者を対象にして、家庭におけるおやつの実態を明らかにするとともに、おやつを考える際に参考になる資料として、「おやつBOOK」を作成した。この「おやつBOOK」を使用して、親子活動の「おやつ教室」を開催したところ、親子で「おやつ教室」に参加することが、よりよいおやつのあり方や子どもにおやつ作りをさせることの効果を理解することとなり、活動の有効性が認められた。

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被引用文献 (1)*注記

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