大学におけるメディアリテラシー育成のための授業のあり方 : フェイクニュースが蔓延するなか、求められる教育を探る

書誌事項

タイトル別名
  • New Method of Media Literacy Education in University : To Find Out the Truth or Fake News
  • ダイガク ニオケル メディア リテラシー イクセイ ノ タメノ ジュギョウ ノ アリカタ : フェイク ニュース ガ マンエンスル ナカ、モトメラレル キョウイク オ サグル

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説明

2016年、アメリカ大統領選をきっかけにフェイクニュースの拡散が社会問題となっている。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及により、瞬時に偽情報が拡散されるようになったことが背景にある。メディア環境が大きく変わるなか、改めて大学においてメディアリテラシー教育を行う必要性が高まっている。SNSにより偽情報が広まる仕組みを知ること、また無意識のうちに自分にとって心地よい情報ばかりに囲まれている怖れがあることに気付きを促すことが大切である。そこでSNS時代のメディア理論を身につけたのちに、新聞を用いてニュースを読み解くリテラシーを高める教育を実践した。他メディアに比べ真偽チェックが厳しく行われる新聞を用いての学習が、ネット時代においても今なお有効であることがわかった。

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