しまね性暴力被害者支援センターさひめ設立の経緯と現状

書誌事項

タイトル別名
  • Rationale for the establishment and present activities of the Shimane Rape Crisis Center in Sahime
  • シマネ セイボウリョク ヒガイシャ シエン センター サヒメ セツリツ ノ ケイイ ト ゲンジョウ

この論文をさがす

抄録

近年、わが国において性暴力被害者に対する支援システムが出来始めている。2010年4月にわが国で初めて民間運営の「性暴力救援センター・大阪(SACHICO)」(以下、SACHICOと略す)が開設し、24時間365日対応している。また、内閣府は2012年5月に「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター設立の手引」を作成し、全国にワンストップ支援センターの設置を促進している。SACHICOの相談件数と被害の深刻さ、早期支援の重要性が公表され、全国各地で性暴力被害が潜在化していたことが明らかになり、 2014年12月現在ワンストップ支援センターは全国で16カ所に増えている。 島根県では、民間の有志らが2014年1月に、「しまね性暴力被害者支援センターさひめ」を設立した。本稿では、性暴力被害者支援について論説し、しまね性暴力被害者支援センターさひめの設立の経緯と現状について報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ