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抄録
本研究では、「集団と個のよさを生かし、活動と共に相互に高めていく価値観を創りあげる子ども」を目指す。ここでいう価値観とは、学級や学年のよさや一人一人のよさが活動の中で着実に発揮されていくことで一層伸ばされ、活動自体も充実していくというプラス思考の価値観である。このような価値観の形成に向けて、「集団と個のよさの積み重ね」に着目し、そのための働きかけとして「よさの共有化」と「願いの共有化」を重視した。本研究では、願いの具現に向けた活動を通して、仲間のよさと自分のよさを生かしながら活動を連続させていく子どもの姿を明らかにした。
収録刊行物
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- 創造的な知性を培う
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創造的な知性を培う 第2次研究(第1年次) 117-124, 2007-10
新潟大学教育人間科学部附属長岡小学校