専門看護師や認定看護師と協働するペア・ナーシング活動前後の看護の質指標の変化

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タイトル別名
  • センモン カンゴシ ヤ ニンテイ カンゴシ ト キョウドウスル ペア ・ ナーシング カツドウ ゼンゴ ノ カンゴ ノ シツ シヒョウ ノ ヘンカ
  • Changes of the Nursing Quality Indicators after Using Pair-Nursing System with Certified Nurse Specialists and Certified Nurses

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抄録

本研究の目的は、専門看護師および認定看護師と協働しながらペアで働くペア・ナーシング活動導入前後のA病棟における看護の質指標の変化を検討することである。方法は、看護の質指標として専門看護師数・認定看護師数、看護師の時間外勤務時間、看護師職務満足度、患者満足度、インシデント発生件数等を設定し、ペア・ナーシング活動導入前後で各指標の変化を調査した。結果、ペア・ナーシング活動導入後、看護師の平均時間外勤務時間が減少し(p=.0038)、看護師職務満足度が若干上昇した。患者満足度はペア・ナーシング活動導入直後の2014年が最も高く患者から良い評価を得た。インシデント報告件数は全体では変化はなかったが0レベルのインシデント発生数は増えていた(p=.0001)。専門看護師や認定看護師とペアで働くことがスタッフナースのモチベーションを上げ良い結果に繋がることが示唆された。

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