除草剤散布体系の違いが飼料用トウモロコシの生育に与える影響

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  • ジョソウザイ サンプ タイケイ ノ チガイ ガ シリョウヨウ トウモロコシ ノ セイイク ニ アタエル エイキョウ

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土壌処理剤散布作業の省力化と,茎葉処理剤散布以降に発生する雑草の生育を抑制するために,土壌処理剤と茎葉処理剤を混用し,雑草茎葉処理の際に同時処理することで,飼料用トウモロコシの生育および雑草の発生に及ぼす影響を調査した。最終的な収量に差はなかったが,慣行区に比べて初期成育で草丈およびSPAD値が試験区で有意に低くなった。試験区でそれらが低くなった要因は初期の雑草による土壌養分の収奪であると考えられるため,生育後期よりも被害が大きく出やすい生育初期の低温や極端な高温等の天候不順が起きた際の被害を抑えるため,播種直後の土壌処理剤散布による初期生育の確保が重要である。

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