ダイズ子実吸汁性カメムシ類の被害軽減に向けたIPMの実証

書誌事項

タイトル別名
  • Experimental studies of integrated pest management for reducing soybean seed damage of several soybean bugs
  • ダイズ シジツキュウジュウセイ カメムシルイ ノ ヒガイ ケイゲン ニ ムケタ IPM ノ ジッショウ

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説明

埼玉県の大豆奨励品種「里のほほえみ」について,ダイズ子実吸汁性カメムシ類を対象として防除回数を削減しつつ被害を軽減するために,2016年~2017年の2年間,埼玉県の大豆のIPM実践指標の管理項目から(1)作期の移動(晩播),(2)初期雑草抑制(狭畦栽培),(3)鞘・子実害虫の防除(適期防除)の3項目について検討を行った。この結果,播種時期を慣行播(6月下旬播)に比べ10日程度遅らせ,カメムシ類の発生消長に合わせた開花期30日前後の2回防除によって,吸害粒率10%以下に抑えることが可能であった。なお,晩播では,収量減を補うため播種量を3割程度増加する。

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