機能性成分グルコラファニンを多く含むケール新品種‘ハイパール’の育成

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タイトル別名
  • Breeding of a new kale cultivar 'Hyperle' containing high glucoraphanin content

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説明

機能性成分グルコラファニン高含有ケールF1品種‘ハイパール’を長野県野花試において2010年に育成した。本品種は,‘2007-247’を子房親,‘KFTY037’を花粉親とするF1品種である。‘ハイパール’は,葉形が狭楕円形,成葉の色が青緑,葉表面に凹凸があり,対照品種と異なる。収量は,市販品種よりやや少ない。機能性成分グルコラファニン含有量は,193~398μg/100mgFWで対照品種‘エステ’の17~35倍で,不良成分であるプロゴイトリンは検出限界以下である。青汁等のジュース用として加工利用できる。

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